学問・資格

1種放射線取扱主任者試験

医療に関わる職業にはいろいろな種類があります。その中のひとつ、「診療放射線技師」は、病院・診療所などの医療機関で、放射線を用いた検査・治療を業務とする、国家資格を必要とする医療職です。

法令で定める放射線を利用する施設では、その安全管理の監督を行う者として、「放射線取扱主任者」の選任が必要です。その資格を持つ放射線取扱主任者免状には、第1種から第3種があり、当院のTA放射線技師(時ど~き、このブログを書く人です)は、この「第1種」資格を持っている。


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TA技師がこの資格を持っていると知った時、私が、私も勉強したら受かるかな~と口走った。

そしたら、TA技師が、「センセイ、受けてみますぅ~???」と笑いながら、1種放射線取扱主任者の資格試験の、前回の試験問題と回答をくれました。

私は循環器内科医で、循環器というのは心臓と血管のことです。心臓の病気を核医学検査で評価することに興味を持ち、心臓核医学を専門に勉強を始めました。途中で、どのぐらい核医学のことがわかるようになったかな?と思って核医学専門医試験を受けたのですが、これが難しかった。放射線科の医師には当然の物理学の知識が私にはない。核医学科の医師には当然の悪性腫瘍の画像を私は見たことない。悪戦苦闘しました。

…てなことを思い出しながら、TA技師がくれた過去問題を見てみたら…

「物理学」「化学」「生物学」「物化生」「法令」「管理測定」…ひええぇ~!むっずかしいぃぃぃ~!! 

しかも合格率20数%ですって。こりゃ私には無理。絶対ムリ。TAさん、勧めてくれてアリガト。お気持ちだけ頂きますです。

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TA技師の発表

先週、北大学術交流会館で、「北海道PET研究会」が行われ、当院放射線科のTA技師が演題を発表しました。タイトルは「Shimadz is Unique and Variety」(←これ、英文としてはマチガッテル…)。

当院には、PET/CT(島津・Aquiduo)と、PET(島津・ Eminence B)各1台があり、日々稼働しています。できあがった画像にFDGの集積があるとき、どの程度の集積かというのを「SUV」という単位で表します。例えば 「左下肺野に円形の異常集積を認める(SUV4.8)」ってな具合。それを見て、「SUV2.2か。たいしたことないな」とか、SUVが8.5、前回と比較すると悪化している」などと診断します。

今回の研究会の主題は、そのSUVがどういう条件で変化するか、というものでした。SUVはいつ誰が画像を作っても一定というわけではなく、患者さんの呼吸や寝台の移動速度によって変わってきます。そこで、それらの外部条件を出来るだけ排除して、正確な数値を出すのは技師諸君の腕前ひとつにかかってくる、ということになるわけです。順番がすすみ、いよいよ当院TA技師の発表。おや、スーツ着用。いつもの技師ルックと違う(当然か)。落ち着いて話しているじゃないの。よしよし…。座長が質問した!でもちゃんと答えているし、ホッ…よく出来ました!! 

いや~、昨年の看護研究会もそうだったけど、当院からの発表って、聞いててドキドキしちゃいますよ。TA技師、発表の最後には、「Shimadz is Useful and Variable となってもらいたいです」だって。そーか、「Shimadz is Unique and Variety」も、SUVに引っかけた演題名だったんですね。

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つらい研修三日間

金曜の晩から、宇都宮近くの自治医大研修センターで行われた、産業医学研修会主催の産業医研修に行ってきました。土曜から月曜の8:30から17:30まで講義漬け。講義の内容は、「健康保持増進」「有害業務管理」「職場巡視と討論」「メンタルヘルスケア」etc,etc…。センターの周辺には喫茶店はない。昼食もセンターの中でとる。ちゃんと講義に初めから終わりまで出席していないと、出席シールくれない。も~ほとんど修行僧のような3日間であった。

毎日講義が終わると、シールをもらって、よろよろと電車に乗って宇都宮のビジネスホテルに。宇都宮では餃子が名物。あちこちに専門店があり、「当店の材料は国産です!茨城のにら、栃木の白菜…」なんて張り紙がしてあった。餃子といえば、普通のしか知らなかったけど、チーズ入り、ゴマ入り、梅入り、などなど、10種類以上も。普通のが一番おいしかったなー。

餃子の銅像…じゃないな、石像があったんだけど、道行く人に「撮ってください」といって一緒に写ってくる勇気はありませんでした。

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心臓核医学検査

 私は循環器内科医ですが、そのなかでも心臓核医学を専門としています。

 核医学というのは画像診断学の中では、CTや超音波検査ほど有名ではありません。核医学検査のお得意は脳と腫瘍の画像診断。心臓を診断するというのは核医学の中ではマイナーです。また循環器内科学は巨大な学問ですが、核医学検査を用いて病態を診断するのは比較的新しい部類に入ります。というわけで、核医学と循環器内科の重なった部分に相当する心臓核医学というのはとても小さな分野です。

 私が核医学を始めたのは、札幌に来てからです。勤務したHO記念病院は、当時(今もかな)急性心筋梗塞治療の野戦病院で、医師は当直や深夜の呼び出しも多いのですが、私はそういう業務を免除してもらえる勤務体系で仕事を始めたので、だからそれ以外のことで病院に貢献しようと思いました。母校での博士号の仕事は心臓移植の研究でしたが、札幌の民間病院ではこの研究は出来ない。それで、HO記念病院に施設があり、面白そうだと思った核医学検査の勉強を始めました。

 HO記念病院では、急性期治療をたくさん手がけています。生死を分ける重症の患者さんに対して、ともすれば派手に見える急性期医療を行なう。しかし、ただそのときだけの治療と管理で終らせるだけでは、循環器専門病院としては不足です。その治療が将来的にも患者さんのためになっているという証拠を得なくてはなりません。そういう地味な仕事を積み重ねることで、自分達が行なってきた急性期医療が正しい事をしているのだという自信にもつながると信じています。私は急性期医療を裏打ちする仕事を核医学検査を通じて行いたいと思い、この仕事をしてきました。

 今はHO記念病院からLSIに移ってきてしまいましたが、これからも学術活動を続け、カレスの名前で学会発表や英語論文を世に出したいと思っています。日々、目の前の仕事に流されていく臨床の現場の中で、キラリと光る不変の真実を見つけようと努力すること。これが私にできるカレスへの貢献です。

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教育研修会

土曜日、日本心臓核医学会の企画で「地域別教育研修会」があり、行って来ました。これは、核医学検査、特に心臓領域のSPECT検査の理解と普及を願って、若手医師に対して実地の検査法と読影法を教育するものです。

今回は北海道では始めての企画で、北大・札医大を初めとして北海道各地から研修希望者が集まりました。大学院生から卒後8年目までの循環器内科医および放射線科医32名。この人たちを5-6人のグループにわけ、1グループに一人ずつついたスタッフが、提示された症例の心筋血流イメージングの読影を指導していきます。

私が指導するグループには、北大・札医大・旭川医大の若手医師。中にインドネシアからの留学生も。私は臨床医なので、検査はいつも臨床に有用な読影を心がけています。検査の結果を報告するときには、検査のフィルムを見るんじゃなくて、その後ろにいる検査を行った患者さんの臨床診断に役立つように読影するんですよ~!と強調しましたが、彼らはわかってくれたでしょうか?

私が核医学を始めた頃には、もちろんこういう企画はありませんでした。なんか、勝手に読影しては、いつももっと読影できる(と思われる)ひとに、「コレデイインデスカ?」と聞いていた。あの時、こんな親切な研修会があったら、今頃もっとしっかり読影できて、もっと患者さんのために役立つ仕事が出来ていたのかも…。

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仙台に行ってきました。

11月4日から、日本核医学会で仙台に行ってきました。千歳から仙台空港まで1時間。この3月に出来た仙台空港アクセス線という電車¥630で仙台駅に。                     

学会場は仙台国際センター、仙台駅から青葉通りをまっすぐ2km。タクシーで行こうかと思ったけど、せっかくの機会なんでバス¥180に乗った。大学生と思しき若者たちがわいわいがやがや。学会はまあまあ。今回は発表はなし。聴講だけなんでツマンナイ。飽きたんで、センターを出て青葉城跡を散策。この国際センターの住所、「青葉区無番地」だって。                                                                                                

4日の夜、東北大学に勤務しているA男、女子医の同級生B子と三人で牛タンを食べに出た。これはうまかった~!やわらかくて、しかもシコシコした繊維質。テールのスープもいい香り!私もB子もアルコール飲まないので二人で5人前食べた。どこの店だったのかというと、A男が連れて行ってくれて、私たちはしゃべりながら笑いながら後ろをついて行っただけなんで、店の場所も名前も知りません。5日の夜、もう一度行こうということになり、でもこの日はA男は学会に来ていなかったのでB子と二人で。ところが、方向オンチの二人、行ける訳ない。三越デパートがあったような?ウロウロした挙句、適当な店に入ったらここがまた美味しかった~!!しゃべるわ食べるわ、二人で6人前。            

私が、「しゃべるのも食べるのも忙しい。口が二つあったらよかったのに」と言ったら、B子は、「食べるのに胃が一つじゃ足りないよね。牛は胃が4つもあっていいな~」。実にその通りだ!大喰らいの我々は牛の生まれ変わりでありましょうか。胃が4つある牛を心からうらやましいと思ったのでありました。

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札幌看護研究会

昨日、コンベンションセンターで札幌看護研究会が開催された。お知らせが来た時、「当院からも演題を!」と、来年からの特定検診の事を発表しようということになった。演者は看護師兼保健師のSAさん。

しばらく前に、「こんなのでどうでしょう」と原稿を持ってきたのであれこれ直し。それからも看護師さんたちの意見を取り入れ、自分で工夫して、1週間前には玄関ロビーで発表のお披露目にこぎつけました♪

でも、金曜日夕方から、私のダメ出し! 発表の7分で収まるように原稿を添削。聴衆の見ている画面を指すことと読むことの動作確認。滑舌をよくするための準備運動。

当日は、NI事務長・OB営業部長・経理のTAさん・OM看護師、それから私が応援団でコンベンションセンターに。SAさん、がんばりました。途中、スライドが行きつ戻りつしちゃったり、読んでる原稿を飛ばしたところもありましたが、無事に7分間を乗り切った!

ふう~。私は、自分の発表よりもずっと緊張しちゃいましたよ!!

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私が受験生だった頃

今朝も通勤途中、近くの北斗高校、光星高校の学生をたくさん見かけました。そろそろ受験シーズン。彼らを見ると、私もはるか昔の受験生だった頃を思い出します。

高校3年担任は数学の先生。東大の大学院を卒業したというお利巧な人でした。

もし、戻れるとしても、あの頃というのは実は一番戻りたくない時期です。あの先生みたいな賢い人を毎日見ていながら自分は大学に入れるかどうかわからず (結局予備校に行くことになりました)、まったくやンなっちゃうな~の日々だった。私はよく 「もっと頭がよかったらいいのになあ」 と思わないぐらいバカだったら良かったのに、と思っていました。相当屈折している受験生でしたね~。

もっとも、あの時、多少頭がよくてもたいしたことなくても、医師になって20数年もたつと、どっちでもおんなじだという気はします。医師に最低限必要なのは、元気な体力と、「このひと、辛いんだろうなあ」 と考える想像力じゃないかと思っています。

LSIの前を歩いている学生諸君、勉強してね!です。

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