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世界禁煙デー

 医師会主催の、産業医講習に行きました。テーマは「禁煙」。呼吸器内科を専門にしている先生や禁煙指導に取り組んでいる看護師さんの講義。

 次には、厚労省が作成した禁煙啓蒙のためのビデオが上映されました。

 お母さんが、「一本だけならいいわ」とタバコをのむ。するとお腹の中の、アニメの赤ちゃんが「うう、苦しいよ~、止めてほしいよ~」。お母さんはある日タバコを止める。赤ちゃんの声「きれいな酸素がすえて嬉しいなあ」
…こんなのんびりしたビデオ見て禁煙する人、いるのかしら?

 5月31日は、世界保健機構WHOの定めた世界禁煙デーでした。今年、WHOは加盟国に対して、タバコのパッケージに、ヤニで黒ずんだ肺や抜け落ちた歯、口唇がんなどの写真を印刷することを、メーカーに促すように要請しました。

  2005年に発効した、「たばこ規制枠組み条約」では箱の30%以上の面積に健康被害を説明する警告文を印刷することが義務付けられました。日本でもこれに従い、それまでの文言よりもやや厳しいものに変わっています。

 しかし、それどころじゃない!
 今年のWHOの要請に従い、カナダ、タイ、シンガポールなどでは、タバコの健康被害の生々しい写真を箱に印刷しているのだそうです。パッケージの写真は、1面だけにではなくて全面に載せること、など細かく規定されています。

 産業医講習参加者には、このWHOの取り組みの冊子が配られました。ぱらぱら読んだら…うわ、ちょっとちょっと…ちょっとじゃなくグロい~!↓のHPには一部が載っています。

http://www.who.int/tobacco/wntd/2009/en/ ←WHOのホームページ

 とてもじゃないけどここには載せられない、肺や口腔内のがん、血流障害による四肢壊死、喫煙による化学物質の影響で生まれた奇形や過少体重児の写真のかずかず。のんびりした日本人の発想じゃない!と驚いて眺めていました。この冊子、禁煙外来に置いておいたら効果あるでしょうね。

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